今回はハリネズミを飼うのは本当に難しいの??の後編を書いていきたいと思います
⑤ 動物病院(難易度★★★★☆)
意外と見つからないのが、動物病院です
ハリネズミちゃんは、エキゾチックアニマルに属していますので、犬猫の動物病院では診てもらえないことが殆どです
ダニに感染した、風邪をひいた、怪我をした、何だか様子が優れない、、、
こんな時すぐに診てもらえる動物病院を探しておくことが、非常に大切になります
まずハリネズミちゃんを購入する前に、通える範囲内にエキゾチックアニマルを診て頂ける動物病院を探しておくことをオススメ致します。
また、病院が見つかったからといって安心するのはまだ早いです
というのも、ハリネズミちゃんは危険を察知すると丸まってしまう性質を持っています。
普段の生活空間とは異なる、動物病院の匂いを嗅ぐと警戒心を抱き丸まってしまいます
動物病院の先生にもよりますが、飼い主さんの方で体を開かせる必要がある時があります。
普段は体を開いてくれているハリネズミちゃんであっても、丸まってしまい診察が出来ない場合もあります。
その時麻酔で眠らせるということも可能なのですが、体の小さなハリネズミちゃんや体の弱ったハリネズミちゃんに麻酔を打つこと自体がかなり、危険を伴います
普段からハリネズミちゃんの様子を観察し、病気にならないように飼育していくことが大切です
⑥ 病気(難易度★★☆☆☆)
基本的に病気になりにくい動物なのですが、ハリネズミちゃんがよくかかる病気としてダニ感染症があります
特に注意しなければならないのが、カイセンダニと言われるヒゼンダニやイエダニと言われるものです
国産のハリネズミちゃんに関しましては、比較的ダニ感染症の子は見られませんが、まったく0と言うことはありません
やはり日々のケージのお手入れが大切になってきます。
湿度も高くならないように心がけることが大切です。
あとは爪が剥がれたり、傷が出来たところから糞尿がついて化膿するといったことです
これは未然に防ぐことが可能です。
やはりこれもケージのお手入れが大切になります
あと注意しなければならないのが風邪です
処置として抗生剤の治療があるのですが、やはり弱った体には劇薬となりますので、日々の温度管理、栄養管理が大切になります
⑦ 臭い(難易度★☆☆☆☆)
ハリネズミちゃん自体はあまり臭いを発しない動物になります
臭いの元は糞尿が混ざることによってアンモニアが発生したり、糞尿そのものの臭いといったものになります
やはり、これらは床材の交換やケージ内のお手入れをすることにより、大幅に改善が出来ます
消臭スプレーなどもありますが、小動物用の無臭のスプレーが必要になります。
あまりにもハリネズミちゃんに臭いが付いている場合は、それらの使用もいいかと思いますが、やはり日々の掃除が一番清潔に保てるかと思います
以上のことを書きましたが、これ以上に気になることもあるかと思います。
ですが、これらは何もハリネズミちゃんの飼育だけではなく動物全般に言えることだと思います
いかに愛情を持って接することが大切なのかはお分りいただけたことだと思います。
一つの生命を育てるといったことに対して、休みの日などはありません。
そのことをもう一度考えた上で、新しいご家族を迎え入れてみてください
愛情をかければかけるほど、癒しを与えてくれるのが動物です
大切なハリネズミちゃんを育てていくためにたくさんの知識と経験を積んで、素敵なハリネズミちゃんライフを楽しんで頂ける方が一人でも多くなりますことを願っております
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